SOUR

-『茨木リノ』と『城門ツバサ』の二人のキャラクターを演じることについて、最初の感想をお聞かせください。

この2人を演じさせていただくということを知って、最初は驚きました。
ビジュアルも全く異なる二人のヒロインだったので、一人二役とはどういうことなのだろう?と思ったのですが、台本を読んでみたら非常に納得でした……!
同じ作品のなかで2人分の人生を生きるという重みもあったのですが、それぞれが最大限輝けるように精いっぱい務めさせていただきました。

-実際に演じられた、収録後の感想をお聞かせください

セリフをたくさんいただいたので、クランクアップしたときはわ~~!と達成感がありました。
決して楽ではない人生を歩んできた二人でしたが、その心の奥底にある寂しさやあたたかさに触れることができて感無量でした。
最後の収録では、なんだか寂しい気持ちになっちゃいましたね。また2人に出逢えることを心待ちにしています!

-二人の可愛いところ・好きなところがありましたら、教えてください。

ちょっとやる気がなさそうでマイペースなのに、大事なときには相手への思いやりがちゃんと見えて、え!めちゃいい子!ってきゅんとさせてくるリノ。
あっけらかんとして影を感じさせないのに、ふと寂しさが見え隠れしてしまうツバサ。
ギャップのある2人ですが、共通しているのは一緒にいたくなる女の子だと思えるところですね。
もっと寄っかかってくれていいんだよって思っちゃいます。

-『茨木リノ』を演じる上で、楽しかった部分・苦労した部分などありましたら、教えてください。

リノは、かわいい野良猫っぽい女の子です。
ちょっと冷めた雰囲気でいることが多いのですが、まわりの人が思わず構いたくなるような可愛さを持っています。
本人は意図していないのですが、愛されキャラでよくいじられているなって思います。
照れたときに、隠しきれなくて、口調がもごもごしたり、首元のチョーカーをいじったりするのがとってもきゅんきゅんします!ぎゅっとしたくなりますね。

-『城門ツバサ』を演じる上で、楽しかった部分・苦労した部分などありましたら、教えてください。

ツバサは「いやー、死ぬかと思ったよ!まあ、もう死んでるんだけどね☆」といった死人ギャグをよく言うので、それを面白い……というのは不謹慎ではあるのですが、ツバサのチャーミングさをとても感じられるセリフだと思います。
見た目はきれいなお姉さんなのですが、思った以上にさっぱりしていて人懐っこい女の子です。
自分のことを「ボク」というのがポイントですね。とにかく美味しそうに食べるところもいいです(笑)

-二人を演じ分ける上で、気をつけた部分・苦労した部分・注目ポイントなどありましたらお聞かせください。

一人二役ということで、演じ分けに期待される方が多いかもしれないですが、今回に限っては明確に演じ分けるのも違うかな、という思いもあるんです。
というのも、この二人は同じ身体を共有していて。つまり同じ声帯から声が出ているんですよね。
なので 「はっきりと違う人格だということは分かるけど、あくまでも声帯は同じ」 というさじ加減は個人的に気をつけながらお芝居させていただきました。

-印象に残ったシーンやセリフなどはありますか。

日常シーンもほっこりして、クライマックスは胸がきゅっとして、どれも思い入れがあるのですが…個人的にはアフターストーリーが印象的でしたね。
もちろんまだ今は語れませんが、ぜひプレイヤーの皆さんにはここにたどり着いていただきたいです!

-最後に、これからゲームをプレイする方々へ、メッセージをお願い致します。

リノもツバサがとても可愛くて、魅力的で、そして自分だけでは抱えきれないほどの複雑な感情をもっていて。
一緒に生活をしていく中で、2人の存在がどんどんと愛おしくなっていくのではないかと思います。
同じ身体を共有する2人がどんな結末を迎えるのか、ぜひ見届けていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします!